FP・簿記

【本音】医師の僕が、FP3級を勉強した感想②〜試験を受けてみて〜

数ヶ月前の話になりますが、FP3級の試験を受けてきました。

FP3級試験-1

現代は、医師の85%以上がお金について不安や悩みを持つと言われています。

上級医さん

内線でかかってきた不動産業者からの勧誘、とりあえず物件を買ってみたけど、

全然お金プラスにならないんだけど!!!

専攻医くん

大学病院の給料、安いな。。。

お金に対する不安は募るけど、勉強方法もわからんし、

J−OSLER忙しすぎてそれどころじゃないわ💦

そんな方も多い医師界隈におすすめなのが、FP(ファイナンシャルプランナー)3級

いわば「お金に関する教養」を勉強できる資格

実際に勉強してみて、FPは大事な知識をギュッとまとめた、コスパのよい資格だと感じました^^

以前、FP3級がどんな資格なのかについてお伝えしました。

医師の僕が、FP3級を勉強した感想①〜そもそもFPとは?〜 数ヶ月前の話になりますが、FP3級の試験を受けてきました。 現代は、医師の85%以上がお金について不安や悩みを持つと言わ...

今回は、実際にFP3級を勉強し、試験を受けて感じたFPについての感想をお伝えします〜!

★こんな人におすすめ
・お金についての知識を効率よく得たい
・漠然としたお金についての不安がある
・投資信託やideco、積立NISAとか興味あるけどよくわからん
・将来開業を考えていて、資産運用に興味がある

※簿記についての感想はこちら

医師の僕が簿記3級を勉強した理由と感想 こんにちは!おちばです。 先月2月28日、簿記3級の試験を受けてきました。 結果は3月に分かるようですが、よほどの...

医師が、FP3級を勉強してみた感想5つ

①将来のライフプランニングに役立つ

FP3級を勉強することで、自分のライフステージに向き合い、どこでどのくらいのお金を使うか?を考えるきっかけになります。

・結婚する時期

・子供が生まれる時期

・家を買いたい時期

・自分が退職する時期

などなど考えた上で、

自分がどう資産をやりくりするかを模索していく良いヒントが詰まっています。

特に、医師はある程度給料が高めの水準にある一方で、

医局人事によって病院を転々とするため、退職金がほとんどないことが多いです。

そのため、計画的に老後資金を貯めていく必要があります

また、開業を考えている人なら、

どのくらいの資金が必要か

その資金をいつまでにどのように貯めるか

ある程度考えておく必要があります。

FP3級の教科書の第1章ではまさにこういった事について考えるためのヒントが書かれています。

僕は、これをきっかけに、妻と一緒に将来のファイナンシャルプランを立ててみました。

現在、40歳までにサイドFIRE(※)するという目標を掲げて、毎月家計を組んで資産運用を行っています。

もちろん、人生どんなことが起きるか分からないので、どこまで実現可能か分かりません。

しかし、一度こういった計画を立てておくと、日々のお金を使う場面で

「今このお金は使う必要があるだろうか?」とか

「今月はこのくらい出費があるから、ここは投資に回したい」とか

「この程度なら娯楽に使ってもいいな!」など、

日々の生活にメリハリが出てくるのをヒシヒシと感じます。

是非みなさんもプランニングしてみるのがオススメです!

ただし、これはFPの知識がなくてもできる作業です。笑

②資産運用を始めるきっかけになる

先程のライフプランニングの話に通じますが、株や投資信託に興味を持っている人は多いと思います。

FPは、株、債券、投資信託、不動産について、知るきっかけになりますね。

本の虫

金利が上がったら債券や株がどう動くのか?

債券の利回りはどう決まるのか?

日経平均株価とTOPIXって何が違うのか?

PERってなんなのか?

など、基本知識を知ることで、

金融商品の種類や買うタイミングを考える上でのヒントになりました。

不動産についても

なぜ節税の原理やメリット、リスクについて具体的に知ることで、

実際に投資物件を選ぶ際に判断材料になります。

ただし、金融商品に正解はありません。

FPを勉強しても「何を買うのが正解か」という問いに対する答えは分かりませんので注意してくださいね!

おちば

投資に正解はなく、どんな商品にもリスクはあります。

FPを学ぶことで、リスク、リターンと考え方など、基本を学ぶことができますよ!

③税金や保険のシステムを知ることができる

税金や社会保険のシステムを知ることで、

自分がどこでどんなふうにお金を取られているのか💸

を知ることができます。

例えば、毎月受け取っている給与明細の中の社会保険料が、何を意味しているのか分かるようになります。

また、育児休業を例に上げると、

収入はもともとの66.6%(育児休業給付金の分のみ)になると思われがちですが、

所得税が減ること、住民税が減ることで、実質もとの収入の8割くらいになること

は、意外と知らない人も多いです。

(さらに、住民税が減ることで、保育料の減額があることもあります。地域によりますが)

(あと、厚生年金も、育児休業中の分は、きちんと申請すれば減らずにすみます。)

これらの税の計算方法など、税金の知識を学ぶことで、実生活に活かせることがあります。

ただし、実際に税金に興味がなく、節税の必要性も感じていなければ、特に収穫はないかもしれません💦

④本音:FP3級を勉強しても、知識を使わなければ意味がない!

ここまで、FP3級を学ぶメリットをお伝えしてきました。

実際の感想として、上記を感じたことに間違いはなく、

様々な金融にかかわる基本的な知識を体系立てて知ることができたのは収穫だった

と感じています。

子供も生まれ、いつどのタイミングでどんな出資があるかを考えるきっかけになりましたし、

すでに投資をしていた金融商品を、考え直す良いきっかけになったし、

育児休業を取得する上で税金の知識はマストでした。

しかし、FP3級を学ぶことで世界が変わるわけではありません💦

結局は「行動に生かさなければ、意味がない」

という、ある種ありきたりな結論に至ったのが本音です💦

ここからは、ちょっとしんどかったこともお伝えしますね。

本音!

FP3級は、あくまで座学!「行動に生かさなければ、意味がない」

⑤本音:暗記の側面が強すぎてしんどかった

座学って感じの内容が多めで、

勉強していると途中から「試験対策」という側面が大きくなってしまった(むしろ、試験対策としてちゃんと勉強しなければ、合格できません💦)のが、大変だったなあと感じています。

医学知識についても言えますが、

大抵のことはググれば答えが出てきます

FPの教科書にしか載っていないことは、基本的にはありません。

暗記する必要のないことまで試験範囲になっている(「寡婦控除は500万以下」とか、「土地の路線価は公示価格の80%」など・・・)のは、はっきり言ってイマイチだなと感じました💦

本の虫

勉強すれば必ずお金持ちになれる!?

という気持ちで臨まないほうが良いです。

暗記した内容を、自分なりに

「実際の生活でどう活かせるだろうか?」

と考えることで、始めて勉強する意味が出てくると思います。

本音!

FP3級は、暗記要素が強い

実生活に活かせるかどうかは人それぞれ。

⑤本音:FP3級を学ぶ意味は無いのか?

専攻医くん

ググれば良いのかよ!

だったらFP3級をわざわざ勉強する意味ないじゃん!

と思う方もいるかもしれません。

資格として勉強する最大のメリットは

知識を体系立てて学べることです。

たとえば、遺産相続に関する勉強。

こういった内容は、現在、必要に迫られてはいませんが、

実際に家族が亡くなってしまった場合にすぐに必要となる知識です。

そういった不幸が起きたあとはバタバタしているため、制度について調べる時間はほとんどないことが予想されます。

これは、家を買う前もそうですし、

保険や投資商品を選ぶときも、時間に追われていることもあるかもしれません。

一方で、こんなふうに試験のために一度勉強しておくと、

「ググったときに、吸収する効率が圧倒的に早くなる」

というメリットがあります。

これを考慮すると、(イマイチな要素もありましたが)FPを勉強してよかったと思っています。

本音!

ググれば出てくる内容でも、一度頭に入れておくと圧倒的にスムーズ!

それこそが、FP3級を勉強する最大のメリット!

おちば

医学知識も、一回テストで勉強してたら、思い出すの早いよね。

生理学とか生化学とか、解剖学とか・・・・

FPで勉強した内容は今後数年間で法律の改正に伴い変化していくと思いますが、

もともとの仕組みを一度知っておくことで、そういった変化にスムーズに対応できると思います。

まとめ FP3級の知識を、実生活に活かそう

まとめ:FPを勉強した感想!

●ライフプランニングを考えるきっかけになった

●税金や保険のしくみを知ることができた

本音:勉強するだけでは意味がない

本音:ググれば分かる内容まで暗記させられる

本音:体系立てて学ぶことができたから、なんだかんだ勉強してよかったよ!

僕たち医師は医学について学ぶ機会は多いですが、お金の知識をまとまって学ぶ場があまりに少ないです。

是非、時間を作ってFPの勉強を体系立てて学ぶとともに、学んだ知識を実生活を豊かにするための行動に活かしてみてください^^

●僕がFP3級の勉強で使った本です。↓

●より実践的な知識に昇華して書かれているのが、この本です。↓

試験のための副読本としても有用でした。

そもそもFPってどんな資格なの?と思った方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓

医師の僕が、FP3級を勉強した感想①〜そもそもFPとは?〜 数ヶ月前の話になりますが、FP3級の試験を受けてきました。 現代は、医師の85%以上がお金について不安や悩みを持つと言わ...

ABOUT ME
おちば
アラサーの男性。内科医。一児の父。 忙しすぎる若手医師に向けて、初期研修、J-OSLER、専門医試験、育児、資産形成などのお役立ち情報を、自身の経験をもとにゆるゆるアウトプットするブログです。趣味は音楽、読書、公園巡り、電車。