【賃貸?持ち家?】持ち家派だった僕が、賃貸を選んだ5つの理由

専攻医

日常が忙しすぎて考える余裕ないけど、そろそろ子が生まれたし家でも買うか・・・

上級医

賃貸でお金をドブに捨て続けるよりも、持ち家を買った方がお得だよね!急いで買わなきゃ!

目次

持ち家派ですか?賃貸派ですか?

突然ですが、皆さんは持ち家派ですか?賃貸派ですか?

若手で結婚していない、あるいは結婚して二人暮らしの方の多くは賃貸に住んでいると思います。

しかし、子が生まれた後、誰しも自宅を購入することを検討し始めますよね。

おちば

僕はもともと、バリバリの持ち家派でした。

工務店・ハウスメーカー・モデルハウスへの訪問やリモート面談を何度も行い、

土地の視察に何度も足を運び💦

土地の購入を前提に押さえるとこまでいき💰

悩みに悩んだ結果、最終的には賃貸で生きていくことにしました

これらの悩んだ経験を踏まえ、なぜ持ち家ではなく、賃貸で生きていくことに落ち着いたのかについて解説したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

・賃貸にするか、持ち家にするか悩んでいる

・子が生まれて、今後持ち家の購入を検討している

本題に入る前に

僕の簡単なプロフィールです。

おちばのプロフィール

普通の内科専攻医

妻(一般企業)と、息子(2歳)と、3人暮らし

実家遠方

賃貸か、持ち家か、悩んだ理由

持ち家を買おうと思い立つまで

自分の実家は一軒家でだったこともあり、持ち家を買おうと、漠然と考えていました。

子が生まれてからは、本格的に広い一軒家に住みたいと感じる様になった頃、医局への入局を決めました。

そうなると、

関連病院に飛ばされたり遠くにアルバイトに行く必要があるかもしれない

→車がないと不便

→車庫が必要だが、駐車場代が高い

→広めの賃貸で月極駐車場が高く付くところに引っ越す?

→いっそ自分たちで駐車場のある家を建ててしまったほうが安い?

家を立てよう!

と思ったのがきっかけです。

持ち家を買うために、情報収集を開始

そうと決まれば、情報収集を開始です。

YouTubeで、

どんな家を建てたいか

住所はどこにするか?

ハウスメーカーはどこに依頼するか?

注文住宅か、建売か?

後悔ポイントは?

などなど、上げればきりがないほど色んな情報収集を行うと同時に、家族会議を繰り返しました。

ちょうどこの頃は、育児休業を夫婦共に取得しており、時間に余裕があった分、色んなリサーチを二人で進めていきました。

おちば

毎日、凄い勢いで動画やブログを漁り、情報収集していました。笑

この時に参考にしていたのは、

●ひとでせいやチャンネル

●リベ大チャンネル

●中田敦彦のYoutube大学

などなど。。。

様々な動画を、1歳児の寝かしつけのたびに流し聞きしていました。笑

これについては、簿記の体験記にも書いています。笑

最終的には、色々な動画をみた挙げ句、

一条工務店(ハウスメーカー)へ見積もりを出し

土地を購入する一歩前(土地を押さえてもらいました)まで行き

購入しよう!と意気込んでいました。

ストッパーとなったのは、保育園問題

しかし、そんな中で一つの問題が生じます。

それは「保育園」です

僕も妻も働き始める翌年から、我が子は保育園に入所予定でした。

しかし、引越しを考えていた地域は保育園の待機児童が多いことで有名な激戦区💦

保育園が増えてきているとは言われていましたが、確実に入れるかはわかりませんでした。

もしも保育園に落ちたりした場合、料金の高い認可外保育園やシッターさんを利用しながら保活をするか、最悪の場合、妻が仕事を休職して保育を自らする必要がありました

また、4月まで半年を切っており、翌年までに新居が完成しているかどうかも怪しい時期でした。

それならば、まだ土地勘のある今住んでいる地域で、まずは保育園に入ることを考えることを優先しよう、それからでも住居を考えるのは遅くない、と考えて踏みとどまりました。

賃貸に住み続けることに決めた5つの理由

冷静に家の購入を踏みとどまってから数週間立つと、賃貸で今後住み続ける選択が自分たちには良かったのかもしれない、と後から思い始めました。

僕たちが今後も賃貸で生きていこう、と考えた理由は、以下のようになります。

賃貸を選んだ5つの理由

①家に特別なこだわりが無かった

②金銭的なメリットが大きい

③引っ越したい時にいつでも引っ越せる

④暮らす時期によって広さの調整が可能

⑤車を持たないので、立地を重視したかった

①家に特別なこだわりが無かった

自宅にこだわりのある方は少なくないと思います。

注文住宅を考えていた当初は僕たちも、色んなこだわりポイントを考えていました。

**こだわっていたポイント**

●収納が多い

●食洗機

●浴室乾燥機

●全面床暖房

●庭がある

●防音室を作る

●広い部屋

などなど・・・

(今考えると、なんと色んな性能を求めていたことか・・・と思います。笑)

ただ、冷静になって、優先順位を考えてみた所、それらは自分たちの生活に必須ではない、ということに気づいたんです。

**解決策**

●収納→モノを減らせばそこまでたくさん必要ない

●食洗機→賃貸でも工事不要のものがある

●浴室乾燥機→乾燥機付き洗濯機である程度代用可能

●全面床暖房→DAIKINの暖房など、性能の高い暖房があれば問題ない

●庭→なくても近くに公園があればOK

●防音室→なくても、スタジオに行けば良い

●広い家→掃除が面倒。ものが減れば不要

おちば

一つ一つ整理していくと、注文住宅ではないと後悔する!!という特別な思い入れが案外なかったことに気づきました。

②金銭面でお得

よく注文住宅を選ぶ人の主張として、「賃貸は家賃をドブに捨てている理論」があります。

つまり、「家賃を毎月支払っても、手元に家という資産が残らないのであれば、家を建ててしまって自分のものになるほうが良い」という考え方があります。

たしかに、家賃を支払っても自分のものにならない・・・というのはリスクになり得ますが、

我が家は、将来のことを考えた時に、金銭的には賃貸のほうがメリットは大きいと考えられました。

細かい話をしだすと長くなるので端的にまとめると、マイホームをローンで購入すると、多額の利息が取られてしまうからです。

(キャッシュで購入する財力があれば別ですが、)そこまでの資金がない状態では、難しいと考えられました。

③引っ越したい時にいつでも引っ越せる

賃貸の大きなメリットに、いつでも引っ越せるという選択肢を持ち続けられる点が挙げられます。

隣人ガチャ(隣人が変な人やクレーマーで、生活に支障が出てしまう)の場合に、家を建ててしまうと別の場所に引っ越すのは難しいでしょう。しかし、賃貸ならば引っ越すことが可能です。

また、医師は入局すると、自宅の近くの病院だけでなく、様々な地域へ飛ばされる可能性があります

特に専攻医クラスの医師は、、毎年のように色々な病院を転々とする人も多いです。

その際に引っ越せないとなると交通の便からはかなり不利です。

また、持ち家を持ってしまうと、何か事情があって医局をやめた後に、医局の関連ではない病院で就職しようと思っても、病院の選択肢が限られてしまいます。

入局していない人でも、一つの病院で一生を終えることは通常少なく、色々な病院で修行しながらスキルを磨いていくことと思います。

賃貸ならば、どこにでも引っ越すことができるので、働き方の選択肢が広がります。

④ライフステージによって、住居の調整ができる

居住空間の広さは、家族構成や年齢によって変わってきます。

賃貸の場合は、これらを自由に調整可能なのが利点です。

二人暮らし〜結婚の時期と、子供が生まれた後では必要な収納・広さは異なります。

子が成長したら、子供部屋も必要になってきます。

子の人数によっても必要な部屋の数は変わってくることでしょう。

子が大学生になって家を出たら、再び夫婦で二人で暮らすことになります。その時に大きい2階建ての住宅を持っていても、管理が大変です💦

子がそのまま実家で住んだり、二世帯住宅にするなら良いかもしれませんが、子が乳児のときにそんなことは想像がつかないですよね。

こういったさまざまなライフステージに合わせて好きなように家を変えて、好きな場所に住めるのは賃貸の魅力です

⑤車を持たなかったので、立地を重視したかった

僕は、車を持たずに生活することにしました。

もともと、自分も妻も運転が苦手で好きではないのに加え、維持費やローンが高額になるからです。

そのぶん普段の通勤に電車やバスなど公共の交通機関を使うことにしたので、駅の近くの物件に住む必要性が出てきました

注文住宅を駅から徒歩5分の場所に建てることは、土地が余っていないことが多いので難しいでしょう。あっても土地代はかなり高額になるはずです。

賃貸なら、駅近の物件はたくさんあります。

まとめ:我が家は賃貸にしたけれど・・・

我が家は、色々な理由を考えて、賃貸を選択しました。

賃貸か注文住宅かどちらを選ぶかは、その人の優先順位によると思いますので、どちらが正解とか、間違っているとかは無いと思います。

注文住宅にしかできない、オリジナリティのある家を建てたり、広い、騒音を気にせず住める家に住むのもよし。

賃貸で、ライフスタイルに応じて好きに移り住むもよし。

それぞれの大切にしたいポイントに応じて、それらは選択したらいいと思います。

迷っている方の参考になれば幸いです!

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この記事を書いた人

アラサーの男性医師。内科専門医/透析専門医/腎臓専門医。
腎臓内科医として市中病院で勤務しています。
忙し過ぎる研修医〜専攻医を含め若手医師向けに、医師のキャリア・専門医試験/レポート対策・仕事のコツ・医学の勉強・資産形成などのお役立ち情報をまとめています。
仕事も家庭も大切にしたいと思うひとの力になれたら嬉しいです。
趣味は音楽、読書、公園巡り。

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