【2026年版】『新』内科専門医試験の試験対策・おすすめ参考書をまとめてみた【いつから始める?勉強方法のコツは?】

専攻医

内科専門医試験の対策って、何をすれば良いんだろう?

こんな人のための記事です。

新しい専門医制度(新内科専門医制度)になってからの内科専門医試験の対策は、いまだに試験についての情報が少なく、何をしたらいいか悩みますよね。

今回の記事では、実際に勉強をして、2022年に第2回専門医試験を受けた経験と、それ以降に出版された参考書、評判を踏まえた上で、新内科専門医試験の対策の教材をまとめてみました。

※実際の体験記についてはこちら↓

目次

2024年の内科専門医試験の日程と概要

2026年度 内科専門医試験の概要

試験日:2026年5月31日(日)試験時間 9:00 ~ 16:40(予定)

試験会場:東京(五反田)、神戸の2地域

出願期間:2026年1月22日(木)~2026年4月15日(火)23:59まで

出願方法:内科学会のホームページの出願フォームから

受験料:30000円(税込)

(内科学会ホームページより)

J-OSLERのレポートを、どうにかこうにか作ってきたのは、この試験にたどり着くため。

修了要件を満たしたら、J-OSLERの画面から出願を忘れないようにしましょう!

おちば

受験料の払い忘れにだけでなく、内科学会の年会費も払い忘れがあると受験できないので注意が必要です。

過去の内科専門医試験の問題数・難易度

内科専門医試験の内容はどうだったのでしょうか。

2024年(第4回)の試験内容

■問題数:250(うち一般問題100・臨床問題150)

■試験時間(120分):9-11時、12-14時、14:40-16:40

■平均得点率:74.18%

■合格率:93.6%

医師国家試験のときは3日間で500問(2018年以降は2日間で400問)でした

つまり、国試と内科専門医試験は1日あたりの問題数はだいたい同じです。

第6回 2026年度の新内科専門医試験の対策は?

アンケート+自分で勉強した経験などから、おすすめ順に並べてみました。

新内科専門医試験の対策

①認定内科医試験・総合内科専門医試験 過去問

②クイックチェック (イヤーノート2026)

③クエスチョンバンク/QBオンライン2024-2026

④出るズバ!BOOK2024(←New)

⑤生涯教育のためのセルフトレーニング問題集

①内科専門医試験・総合内科専門医試験/過去問題集 第3集【2026年3月5日販売開始】

内科専門医試験・総合内科専門医試験/過去問題集 第3集
総合評価
( 5 )
メリット
  • プール問題として、ここに載っているものから同じような問題が出る
  • 一緒に受ける人が全員やっている
デメリット
  • 解説が少ない

新内科専門医試験の原型である認定内科医試験と総合内科専門医試験の過去問が入っています。

7年ぶりの改訂版が2026年3月に発行されました。

内科認定医試験ではなく、内科専門医試験の過去問なので、必ず解いておきたい1冊です。

本書には初めて内科専門医試験の過去問題を収載しました.2021 年度に第1 回内科専門医試験が実施されて以降,これまで計5 回の試験が実施され,約11,000 名の内科専門医が誕生しています.本書では,2021 年度と2022 年度の内科専門医試験から188 題,2019 年度と2022 年度の総合内科専門医試験から132 題,計320 題の過去問題を厳選して掲載しました.全14 分野から様々な疾患を網羅的に選抜しましたので,本書1 冊で過去問事例を体系的に学ぶことができます.(内科学会ホームページより)

内科専門医試験対策として、最優先すべきものと言えます。

まずは最新のこの1冊を解いて、雰囲気をチェックしておきましょう。

勉強の際はイヤーノートを片手に勉強するのがいいと思います。

おちば

大学受験、国家試験、専門医試験・・・どんな試験でも、過去問の研究が最も大切ですね。

②クイックチェック (イヤーノート付属の問題集

クイックチェック(Yearnoteに付属)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • シンプルな解説で、効率よく学習できる
  • イヤーノートと連携している。(電子版なら解説からジャンプ可能)
  • 最新の内容までアップデートされている
デメリット
  • 問題数が多い(3000問くらい)
  • 解説が薄い

イヤーノートについてくる、一問一答式の問題集です。

過去問を中心に、最新のTOPICを含め必須知識をカバーしています。

問題数:約3000問

※イヤーノート電子版を購入するとオンライン版クイックチェックが付いてきます

内科専門医試験では最新の知識も聞かれます。

yearnoteとクイックチェックは過去問をベースに、最新の知識を網羅しています。

自分の知り合いと話していても、試験対策として一番良かったとの声も多く、評価は高いです。

一問一答なので1-2周目を解くのは本当にしんどいですが、やるだけの価値はあります。

★ちなみに:安く買うには?

イヤーノート書籍版を購入すると、電子版のクーポンコードが付いてきます。

  • 電子版イヤーノート・クイックチェック
  • QBオンライン

あわせて 10000円くらい安くなるので、おすすめです。

おちば

電子版イヤーノート、クイックチェックに加え、後述するQBオンラインも買うことを考えると、クーポンコードを手に入れるためにも、イヤーノート書籍版を新品で買ってしまうのがおすすめです。

③Q-Assist/QBオンライン

Q-Assist/QBオンライン
総合評価
( 4 )
メリット
  • イヤーノートと連携している。(電子版なら解説からジャンプ可能)
  • 解説が丁寧
デメリット
  • 500問なので、問題数はそこまで多くない

人気の、クエスチョンバンク。

国試を研究しているメディックメディアなだけあり、こちらも過去問をベースに作り込まれている問題集です。

解説が丁寧で分かりやすいと、評判もよいです。

僕が受験した頃は、QBオンラインのみでしたが、最近はQ-Assistという講義まで着いたセットになっているようです。いい時代になったんですね…

また、なんといってもイヤーノート電子版も持っていれば、クエバンの解説ページからジャンプして使えるのが便利です。

おちば

ぼくはオンライン版で勉強しましたが、使いやすかったです!

特にこれといって不満はないのですが、強いて言うのであればQBだけで乗り切るよりは、苦手分野に関してはクイックチェックなどを使って補強するほうが安心かもしれません。

④長門流 内科専門医試験 出るズバッ!

長門流 内科専門医試験 出るズバッ!BOOK 2024
総合評価
( 4 )
メリット
  • 最新の知識をカバー
  • 的中率が高いと好評
デメリット
  • 講義スライドが見にくい
  • CareNeTVでも見れる

僕が受験したころには存在しませんでしたが、長門先生の「出るズバ」は的中率が高いと評判で、後輩たちの間でかなり人気の教材なようです。

href=”https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88TV?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#ケアネットTV pic.twitter.com/R4aRrtnRul

— 長門 直 (@bravekuma) August 10, 2024

出題傾向についても かなり研究されているようで、これさえやれば対応できるという声も。

コスパがよい教材として紹介されているので、クエバンやクイックチェックなどよりも優先しても良いかもしれません。

デメリット(と言っていいのかわかりません)ですが、CareneTVで見れるならKindle版は不要かも、との声があります。

どんな視聴方法だったとしても、抑えておくとよい教材の一つでしょう。

おちば

参考書が増えていて、良い時代になってるなあ…と感じます。笑

⑤生涯教育のためのセルフトレーニング問題集

生涯教育のためのセルフトレーニング問題集 

総合評価
( 2 )
メリット
  • 内科学会が出しているので安心
  • 4冊分あり、問題数も豊富
デメリット
  • 最新の内容のカバーはしていない
  • 試験対策として出されている訳ではないのでコスパ❌

セルフトレーニング問題(通称セルトレ)は、認定内科医・総合内科専門医の資格更新の方法として採用されているものです。

内科学会が出している問題集で、第1集〜4集まであります。

内科専門医試験にどこまで傾向が似ているかは不明です。内科学会自体が出している問題集なので、参考にはなるかもです。

4冊はボリュームが多いので、やるとしても最新の2018年4月に発行されたもの(第4集)で十分ではないでしょうか。

新内科専門医試験の過去問は?

2022年7月の時点で内科専門医試験の過去問は公式に発行はされていません。

しかし、過去問を想起したまとめはありますので、それを参考にするのがよいかと思います。

→2024/3現在、いろいろな事情があり、3回分とも非公開となっております💦

上記の通り、2026年3月、ついに最新の内科専門医試験の過去問が出版されました!!

7年ぶりの改訂で、内科認定医試験ではなく、内科専門医試験の過去問となっております。

ぜひゲットして雰囲気を掴むようにしておきましょう!

おちば

僕らの時期は過去問想起(みんなで復元したもの)を使っていましたが、公式から出版されてよかったですね!自分は、勉強開始時期(3ヶ月前くらい)に一度読んだのと、本番1週間前くらいに知識を確認するために解きました。

先輩たちの声・感想

まとめ

僕は

  • 公式が出版している過去問題集
  • クイックチェック
  • QBオンライン
  • 過去問想起(現在は、公式が出しているのでそちらでOK)

をやって、80点で合格できました🌸

これから受けられるみなさんもがんばってください!!

実際にどのようなスケジュールで進めたかについては、こちらの記事で細かく書いてますのでご参照ください。

仕事が忙しい中で勉強もすすめるのは大変ですが、少しづつ進めていきましょう!

■おすすめの記事

専門医試験を取った後にどんなふうに更新していくのがコスパ良いかを考えてみました。

結婚や出産などイベントの前には、専門医を取得後の働き方について考える時間を取るのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アラサーの男性医師。内科専門医/透析専門医/腎臓専門医。
腎臓内科医として市中病院で勤務しつつ、フルタイム妻と一緒に実家遠方子育て中。(育児休業後)
忙し過ぎる若手医師向けに、医師のキャリア・専門医試験/レポート対策・仕事のコツ・医学の勉強などお役立ち情報を発信しています。
医師として頑張りたい、けれど家庭やプライベートも同じくらい大切にしたい!
そんな人の力になれたら嬉しいです。
趣味は音楽、読書、公園巡り。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 第2回内科専門医試験の合格率は、総合内科専門医試験の合格率の間違いではないですか?

    • コメントいただきありがとうございます!
      ご指摘いただいた通り、誤って合格率を総合内科専門医試験の合格率を記載しておりました・・・!大変申し訳ありません💦
      記載を一部修正しました。(合格率は9割前後を想定しているようですが、正確な数値が見当たらなかったため記載を取り消しております。)

      大切なご指摘いただきありがとうございました!

      おちば

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