【内科専門医試験】第2回新内科専門医試験の日程と試験対策・参考書をまとめてみた【おすすめ順】

専攻医

内科専門医試験の対策って、何をすれば良いんだろう?

こんな人のための記事です。

新しい専門医制度(新内科専門医制度)になってからの内科専門医試験の対策は、いまだに試験についての情報が少なく、何をしたらいいか悩みますよね。

今回の記事では、実際に勉強をして、試験を受けた経験を踏まえた上で、新内科専門医試験の対策の教材をまとめてみました。

※実際の体験記についてはこちら↓

目次

内科専門医試験の日程と概要

2022年度 第2回 内科専門医試験の概要

試験日:2022年5月29日(日)

試験時間:9:00〜16:40

試験会場:札幌、横浜・東京、名古屋、大阪、福岡の5地域

出願期間:2022年 1月25日(火)~ 4月15日(金)まで

出願方法:

 J-OSLER利用中なら、J-OSLERの「出願」メニューから出願可能

受験料:30000円(税込)

内科学会のホームページより)

J-OSLERの約200個のレポートを、どうにかこうにか作ってきたのは、この試験にたどり着くため。

修了要件を満たしたら、J-OSLERの画面から出願を忘れないようにしましょう!

おちば

受験料の払い忘れにだけでなく、内科学会の年会費も払い忘れがあると受験できないので注意が必要です。

第1回内科専門医試験の問題数・難易度・合格率

2021年の第1回内科専門医試験の内容はどうだったのでしょうか。

2021年の試験内容

■問題数:250(うち一般問題100・臨床問題150)

■試験時間(120分):9-11時、12-14時、14:40-16:40

■合格率:94.45%(合格者数1856名/受験者数1965名)

■平均得点率:73.22%(一般問題:67.51% 臨床問題:74.39%)

(日本内科学会雑誌2021-11 p2477より引用)

医師国家試験のときは3日間で500問(2018年以降は2日間で400問)でした

つまり、国試と内科専門医試験は1日あたりの問題数はだいたい同じです。

難易度についても、自分の周りでは難しかったという声が多かったですが、合格率は90%と高めに設定されていたようです。

「合格を諦めていたものの意外と合格していた」なんて先輩もちらほらいました。

各種の分野別の得点率についてはこちら。

研修医

内分泌、難しそう・・・

第2回 新内科専門医試験の対策は?

実際に先輩へアンケート+自分で勉強した経験から、おすすめ順に並べてみました。

新内科専門医試験の対策

①認定内科医試験・総合内科専門医試験 過去問

②クイックチェック (イヤーノート2023)

③クエスチョンバンク/QBオンライン2022-2023

④THE 内科専門医問題集

⑤生涯教育のためのセルフトレーニング問題集

①認定内科医試験・総合内科専門医試験 過去問題集第1集・第2集

認定内科医試験・総合内科専門医試験 過去問題集第1集・第2集 
総合評価
( 5 )
メリット
  • プール問題として、ここに載っているものから同じような問題が出る
  • 一緒に受ける人が全員やっている
デメリット
  • 解説がほぼ皆無
  • 問題がやや古い(2018年と2016年の過去問が最新)

新内科専門医試験の原型である認定内科医試験と総合内科専門医試験の過去問が入っています。

問題数:第2集=内科認定医試験190問+総合内科専門医試験144問と少なめ

第1集=内科認定医182問+総合内科専門医134問

この2冊では

第1集:2016年の過去問(解説なし)

第2集:2018年の過去問(解説あり)

をまとめています。

内科専門医試験対策として、最優先すべきものと言えます。

おちば

大学受験、国家試験、専門医試験・・・どんな試験でも、過去問の研究が最も大切ですね。

まずは最新の第2集から始めて、雰囲気をチェックしておきましょう。

注意点として、解説はかなり薄めです。

勉強の際はイヤーノートを片手に勉強するのがいいと思います。

おちば

去年度の第1回内科専門医試験では、第2集を2-3周しただけで試験に合格した人もいたみたい!

重要な内容なので必ず最初に見て、丁寧に復習しておきましょう!

②クイックチェック (イヤーノート付属の問題集

クイックチェック(Yearnoteに付属)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • シンプルな解説で、効率よく学習できる
  • イヤーノートと連携している。(電子版なら解説からジャンプ可能)
  • 最新の医学知識もカバーしている
デメリット
  • 問題数が多い(2991問)
  • 解説が薄い

イヤーノートについてくる、一問一答式の問題集です。

過去問を中心に、最新のTOPICを含め必須知識をカバーしています。

問題数:2991問

※イヤーノート電子版を購入するとオンライン版クイックチェックが付いてきます

内科専門医試験では最新の知識も聞かれます。

内科学会から出版されている過去問題集は最新の第2集でも2018年のもの。

その後にアップデートされている内容の対策も必要ですよね。

クイックチェックは過去問をベースに、最新の知識を網羅しています。

自分の知り合いの中にも試験対策として一番良かったとの声も多く、評価は高いです。

一問一答なので1-2周目を解くのは本当にしんどいですが、やるだけの価値はあります。

★ちなみに:安く買うには・・・

イヤーノート書籍版を購入するとクーポンコードが付いてきます。

  • 電子版イヤーノート・クイックチェック ・・・13200円→6600円
  • QBオンライン2022-2023・・・16500円→11000円

となるので、おすすめです。

電子版と書籍版の発売日の違いについて

出版日、利用可能開始日は

  • イヤーノート2023の書籍版:3月上旬
  • イヤーノート2023の電子版:4月上旬 とタイムラグがあります。

電子版が欲しい人は、3月は我慢するしかないですね。

また、クイックチェックは電子版購入と同時に使えるようになりますが、最新のものにアップデートされるのは5月下旬です。

→4月8日に最新版に更新されました。(4/11追記)

※なお、3-5月はメルカリなどのフリマアプリでイヤーノートの中古が出回ります。

もしも「試験対策を少しでも安く!」と考えて中古の購入を考えているなら

  • 版が古くないか?
  • 割引クーポンはあるか?
  • 最新のクイックチェックが付いてるか?

などを確認してから、買うようにしましょう。

おちば

電子版イヤーノート、クイックチェックに加え、後述するQBオンラインも買うことを考えると、クーポンコードを手に入れるためにも、イヤーノート書籍版を新品で買ってしまうのがおすすめです。

③クエスチョンバンク総合内科専門医試験予想問題集/QBオンライン2022-2023

★オンラインで勉強できる環境の方は、最新の「QBオンライン内科専門医試験 2022-2023」がおすすめ。

QBオンライン内科専門医試験2022-2023
総合評価
( 4 )
メリット
  • イヤーノートと連携している。(電子版なら解説からジャンプ可能)
  • 解説が丁寧
デメリット
  • 500問と問題数はそこまで多くない

総合内科専門医試験対策としても人気の、クエスチョンバンク。

国試を研究しているメディックメディアなだけあり、こちらも過去問をベースに作り込まれている問題集です。

解説が分かりやすいと、Amazonの評判もよいです。

また、イヤーノート電子版も持っていれば、クエバンの解説ページからジャンプして使えるのも便利です。

オンライン版について

2022年4月4日に、電子版のQBオンライン2022-2023が発売されました!

本ではないと勉強できない!というこだわりがないのであれば、こちらをオススメします。

こちらもクーポンがあり、イヤーノート書籍版のコードで5000円引きです。

詳しくはメディックメディアの「QBオンライン内科専門医試験 2022-2023」へ。

おちば

ぼくはオンライン版で勉強しました。使いやすかった!

④THE 内科専門医問題集

THE内科専門医問題集
総合評価
( 2.5 )
メリット
  • 最新の知識もカバー
  • Web版、アプリ版あり
デメリット
  • 試験に準拠していないので的中率が低い
  • 解説がいまいち

Web版、アプリ版もついているようで、使いやすいのかも。

問題自体はそこまで多くはないですが、1つ1つが練ってある問題のようで、本質的な理解、臨床能力のupに向いているのかもしれません。

2021年に販売開始とのことで、こちらは最新の知識をつけるという意味では良い気がしますが、試験対策としてはQBやクイックチェックに劣る印象です。

僕の周りでも、過去問やクエバンなど古い問題だけでは最近の知識をつけられるか不安・・・という人は手を付けているようです。

ただし、「解説がイマイチ」、「あまり試験に出なかった」との声も多いです。

おちば

解いてみた印象としては、試験対策というよりは実践を意識した問題集という感じ。(意識高い系って感じ・・・)

「専門医試験の対策」としては、コストパフォーマンスはあんまり良くないかも

ちなみに、編集されている先生たちはこちらの本を手掛けている先生ですね。

この本、臨床ではとても役に立つのでおすすめです。

⑤生涯教育のためのセルフトレーニング問題集

生涯教育のためのセルフトレーニング問題集 

総合評価
( 2 )
メリット
  • 内科学会が出しているので安心
  • 4冊分あり、問題数も豊富
デメリット
  • 最新の内容のカバーはしていない
  • 試験対策として出されている訳ではないのでコスパ❌

セルフトレーニング問題(通称セルトレ)は、認定内科医・総合内科専門医の資格更新の方法として採用されているものです。

内科学会が出している問題集で、第1集〜4集まであります。

内科専門医試験にどこまで傾向が似ているかは不明です。内科学会自体が出している問題集なので、参考にはなるかもです。

4冊はボリュームが多いので、やるとしても最新の2018年4月に発行されたもの(第4集)で十分ではないでしょうか。

第1回・第2回の新内科専門医試験の過去問は?

2022年7月の時点で内科専門医試験の過去問は公式に発行はされていません。

しかし、第1回の過去問を想起してくださったまとめはあります。

電車の上のアレさんの 第一回新内科専門医試験 試験問題覚書

おちば

情報が少ない中で、過去問に近い情報があるのは本当にありがたかったです!勉強開始時期(3ヶ月前くらい)に一度読んだのと、本番1週間前くらいに知識を確認するために解きました。

また、僕も内科専門医試験を受けた後、ツイッターのみなさんと協力して第2回の過去問想起を作りました。(手伝っていただいた皆さんには感謝しかないです・・・!!!)

ぜひ参考にしてみてください!

先輩たちの声・感想

まとめ

まだまだ情報が少ない中での試験対策は大変ですね。

僕は

  • 過去問題集第2集
  • クイックチェック
  • QBオンライン2022-2023
  • 過去問想起

をやりました!

実際にどのようなスケジュールで進めたかについては、こちらの記事で細かく書いてます。

今年は、3月の時点では最新の問題集がクイックチェックかTHE内科専門医問題集しかなかった状態でしたが、4月になってクエスチョンバンクの最新版(2022-2023)が出たのは朗報でしたね。

来年はどうなるか、要チェックですね。

仕事が忙しい中で勉強もすすめるのは大変ですが、少しづつ進めていきましょう!

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この記事を書いた人

アラサーの男性。内科医。一児の父。
忙しすぎる若手医師に向けて、初期研修、J-OSLER、専門医試験、育児、資産形成などのお役立ち情報を、自身の経験をもとにゆるゆるアウトプットするブログです。趣味は音楽、読書、公園巡り、電車。

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