こどもは可愛いけど、長い時間を一緒に過ごすのしんどいな…
こんな人のための記事です。
手前味噌で恐縮なんですが、「おちばは、子どもとの時間を楽しむのが上手よね」とよく言われます。
確かに、平日の夕方や休日は息子と一緒に過ごすことが多いですが、結構息子は楽しそうですし、自分自身もそこまで苦痛を感じにくいです。
(育児休業中に数カ月間ワンオペはもちろんキツかったですが…)
休みの日に公園で息子と遊んでいても、全く知らない子どもたち(未就学児)が寄ってきて かわるがわる話しかけてくれて、話を聞いていたらいつの間にか、子どもたち5-6人に囲まれていたという経験も何度かあります。(なぜ)
思い当たるものとしては、自分の親が保育士だったため、その立ち居振る舞いが自然と自分にも馴染んでいるのがあるかもしれません。
ただ、世のお父さんお母さんの中には、割と子どもと過ごすのがしんどい、とか、どう接したらいいのかよくわからないという方も少なくないと聞きます。
今回の記事では、3歳児の育児を楽しむために自分が心がけていることをまとめてみました。
これから子育てする予定の方や、いま子育て中の方、子どもはいないけれど親戚の子どもと仲良くなりたい方などの参考になれば幸いです✊
子どもとの時間を楽しむコツ①とりあえず面白がる
子どもは面白がると、テンションが上がることが多いです。
子どもはおふざけが大好きですよね。
毎日、朝から晩まで、とにかく、ふざけてます。(笑)
そういう時に「なにやってんのwww」みたいな感じで笑顔でツッコミを入れていると、子どもは自然と上機嫌に過ごしています。
(自分も小学校の時は、面白いやつって言われたら嬉しかったです)
もちろん、人を不快にする行為、危険な行為をした場合は叱るようにしています。
ただ、基本的には「君は面白い人間だね」という評価が、こどもの自己肯定感が上がることに繋がっているように思います。
とりあえず面白がっているうちに本当に面白くなってくる
子どもとの時間を楽しむコツ②とりあえず子どもの興味を持っているものに興味を持つ
2つめは、
子どものハマっているものに興味を持つ
です。
我が家は、子どもの興味を持ったものに対して、家族そろって一緒に興味を持つようにしています。
●電車が好きであれば電車を見るために駅に行ったり
●恐竜が好きなら化石を見るために博物館に行ったり
●ある曲を聞きたいと言ったらyoutubeで流してみたり
興味があるものについては、図鑑を買っておくのも効果的と言われていますよね。(東北大学の瀧靖之 16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て 『賢い子』は図鑑で育てる)
親の世界観も広がるのでオススメです。
(このブログの家計簿記事を読んでくださっている人は分かるかもしれませんが、息子の興味は電車だったり、料理だったり、恐竜だったり、と移り変わっています。電車に最もドハマリしていた時期に鉄道博物館に行ったのは最高でした。)
子どものハマっているものにハマってみると自分も楽しくなる
子どもとの時間を楽しむコツ③とりあえず競争する
3つめは、
とりあえず競争する
です。
これも男の子だからなのかもしれませんが…(笑)
子どもは競争がめちゃめちゃ好きです。
謎にいつも闘争心を抱いています。
●朝の着替え
●寝る前のトイレ
●トイレのあとの手洗い
など、なにかしてほしいものがある時は、とりあえず勝負をしかけるのが一番てっとり早いです。
手加減しすぎはバレますが、最終的にギリギリいい勝負にしたら子どもも結構頑張ってくれます。
何かしなければならないとき、「〇〇しろ」と言われてするのは、子どもにとって一番つまらない指示方法です。
その場で怒ったら、力で動かすことはできますが、自発的にやる気につながるかというとイマイチですよね。
直接言って何かさせるというよりは、その行動を自発的にさせるためにできる工夫をすることが大切だと感じます。
これって、僕たち医師から患者さんに対して指導する時も一緒ですよね。
競争すると、子どもは燃えて行動し始める
子どもとの時間を楽しむコツ④とりあえず公園に行く
4つめは
とりあえず公園に行く
です。
いや、あまりにも当たり前体操やろ、と思われるかもしれませんが、自分の中で結構大事にしています。
ずっと室内で2人きりだと、1対1なので、親からのリアクションを常に求めてきます。
そのため親も休む暇なく、子どもに反応してあげなければいけません。
一方で、外出して公園にでかけると、子どもが興味を持つものが多いため、親は少しゆっくりとした気持ちになることができます。
体を動かせるし、自然と触れ合えるし、親も子も気持ちをリフレッシュできます。
実際、海外の研究で、わずか10分でも自然の中で歩いたり座ったりすることで、ストレスが解消されて幸福度が上がるという報告もされているようです。(PMID: 31993007)
日常に自然を取り入れる
子どもとの時間を楽しむコツ⑤絶対に無理しない
最後は、全くニュアンスが変わってしまいますが
絶対に無理はしない
です。
ここまで、子どもと楽しむコツをつらつらと述べて急にちゃぶ台がえしみたいになって申し訳ないです…(笑)
でも、育児って どれだけかわいい子どもが相手でも、長い時間、相手をするのは精神的にキツイです。幸せなんですけどね。
キツい時は、絶対に無理せず、パートナーに任せるなり、外注(実家に任せるなり、ベビーシッターさんにお願いするなり、託児サービスにお願いするなり)して一人のゆっくり時間を作りましょう。
ここで、もう1つだけ言わせてほしいのですが、
しんどいなら育児って外注すればいいじゃん
って言ってくる人は素人です。素人は黙っとれです(怒)←
ポイントなのは、「しんどい時は育児の外注をすることすらしんどい」という点です。
たとえば、
●キッズライン(ベビーシッターの依頼サイト)に登録
●そのシッターさんの中からお願いできる人を評価みながら探す
●ほかのシッターさんと値段や口コミを比較する
●希望のシッターさんが決まったら、空いてる日を探す、
●実際に依頼するためメッセージを作る などなど…
やること・考えることが多いんです。育児の外注先を考えることが体力と精神力を使うのがしんどいんですよね。
こういう育児の外注作業は、キツいときはパートナーにお願いしましょう。
数時間の自分ひとりの時間をもうけた後に会う子どもは、普段より3割増しくらい可愛く感じます。さらに親の機嫌が良いと子どもの機嫌も良くなるという、良いフィードバックが得られるように思います。
しんどい時は無理せずパートナーや外注に頼る。外注する作業もパートナーに頼る!
まとめ
①とりあえず面白がる
②とりあえず子どものハマってるものに興味関心をもつ
③とりあえず競争する
④とりあえず公園に行く
⑤絶対に無理しない
3歳の子どもとの時間を楽しむコツについて述べてみました。
いろんな考え方があるとは思いますが、個人的に家族と過ごす時間は一番人生で大切だと思っています。
極端な話ですが、「明日自分が死ぬとしたら、どんな時間を過ごしたいか?」という問いがあるとしたら、間違いなく自分は、仕事ではなく家族との時間をとりたいです。
でも、せっかく家族(子ども)との時間をとっても楽しめないと損ですよね。
この記事を読んでくださった方が、明日からの子どもとの時間が少しでも楽しいものになれば幸いです。
■オススメの本
・「死ぬ瞬間の5つの後悔」
多くの人を看取った方のブログから作られた本です。死ぬ前によくある後悔として、「自分に正直にすごせばよかった」「仕事をしすぎた」「大切な人に思いを伝えればよかった」などがあります。
・子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法
読むだけで面白いです。子育てにぜったいの方法はありませんが、ちょっとしたコツや習性を知っておくことで、引き出しを増やすことができるので、結果的に子どもと接するのが楽になったり楽しめたりすると思います。
■関連記事
小規模保育園に通わせた経験を記事にしてみました。意外とよかったです。
平日の夜や休日に、子どもと過ごす時間を十分に取れない働き方の場合は、なるべく早く働き方を考えるのがオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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