【J-OSLER学会参加】J-OSLERの学会参加の登録方法と、コスパよく参加回数を稼げる学会2選

専攻医

J-OSLER、学会参加が必要なのか!
今年コロナが流行ったし、仕事も忙しくてどこにも行けなかったなあ・・・

学会に行き過ぎるとお金も時間もかかっちゃうよね。コスパよく参加できる学会ってないのかな?

目次

学会参加数、足りてますか?

J-OSLERについては、症例登録、病歴要約などレポート作成のことがよく話題になりますが、

忘れてはいけないのが、「学会参加」です。

具体的には、「年に2回の内科系の学会参加(計6回)」が必要とされています。

学会参加は日常診療が忙しい皆さんにとって、時間もお金も取られる面倒なイベントですよね💦

この記事では、そんな方におすすめの、「効率よく学会参加数を稼ぐ方法」をお伝えします。

●このページはこんな人におすすめ
・学会参加の登録の仕方が分からない
・どの学会に参加すれば良いのか分からない
・効率よく学会参加数を稼ぎたい

↓J-OSLER・内科専門医登録までのまとめはコチラ

J-OSLERへの学会登録の方法

①J-OSLERへログインし、「修了認定」へ

②「全修了要件 新規登録」→「教育活動・学術活動」をクリック

修了認定をクリックすると、以下のような欄が出てくるので、

「全修了要件 新規登録」をクリック。

※1回作った人は、その後は1つ下の「検索・参照・更新」から上書きしていきましょう。

この画面から、「教育活動・学術活動」へ

③下へスクロールし、参加日・学会名・学術集会・講習会名を入れる

これで登録はおしまいです!

簡単ですね。

学会の参加票については、添付必須ではないので、つけなくてもOKです。

ただし、「筆頭演者または筆頭著者として学会あるいは論文発表」の欄では、必ず証明となる抄録などの写しのデータをアップすることが必要です

J-OSLERに登録できる学会は?

J-OSLERで参加するように言われているのは、

内科系学術集会への参加 (推奨として、日本内科学会本部または支部主催の生涯教育講演会、年次講演会、CPCおよび内科系サブスペシャルティ学会の学術講演会・講習会など。医師を対象としていない学会企画は実績に含まれません。)

J-OSLER 「終了認定」登録ページより

とされています。

具体的に、どの学会なら参加OKなのでしょうか?

確実にOKな内科系の学会は、以下の16個

学会名の選択画面に出てくるのは、以下の16の学会です。

●公式に「内科系の学会」とカウントされる学会日本内科学会
日本消化器病学会 
日本肝臓学会
日本循環器学会
日本内分泌学会
日本糖尿病学会
日本腎臓学会 
日本呼吸器学会 
日本血液学会 
日本神経学会 
日本アレルギー学会 
日本リウマチ学会 
日本感染症学会 
日本老年医学会 
日本臨床腫瘍学会
日本消化器内視鏡学会

これらの学会の学術集会・総会などに参加すればOKです。

逆に、上記以外の学会については参加したものとしてカウントして良いのか不明です。

専攻医

別の学会に参加したけれど、カウントされるか分からない💦

という方は本部に問い合わせてみるのがオススメです。

コスパよく学会の参加回数を稼ぐには?

学会参加は、年に2回とされていますが、

コロナ禍などでなかなか参加出来なくて、残り1年で4回参加しなきゃいけない状況になっている方もおられるかと思います。

学会参加はお金も時間もかかるので、気軽にいくつも参加するのは難しいと思います。

自分が発表する側ならなおさらきちんと選ばなければいけません。

★行きたい学会
・Web講演会をしている
・参加費が安い
・1年に何回も開催されている(何度も年内に参加できる)
・参加登録方法が簡単

これらの条件が揃った学会に行くと、簡単に参加回数を稼げるはずです。

具体的には以下のような学会がおすすめです。

コスパよく参加できる学会① 内科学会地方会

1つ目は、内科学会の地方会です。

★内科学会地方会のメリット
参加費が格安
Web参加可能
・年内であればどこかしら近場で開催している
年に何回も開催している

参加費が格安

学会の総会は、通常1万円以上かかることが多いです。

内科学会総会も10000円かかります。

一方で、内科学会の地方会は1000円という格安価格で参加可能です。

Web参加できる

現地まで行って参加する場合、新幹線や宿泊費がかさんで高額になることは多いです。

行き帰りの時間も往復で数時間かかることもありますね。

内科学会地方会はWeb参加でOKなものが多いので、金銭的・時間的コストがかからないのが良いです。

おちば

Web参加なら、家で寝転んでみたり、(レポートなど)何か作業をしながら流しておくだけで参加したことになります。気楽でいいですね。

(現地参加するとしても)近場で行きやすい

もしも発表する場合は、現地への参加が義務付けられている学会もあります。

(2022年現在、コロナの影響でWeb発表OKな学会も多いですが・・・)

しかし、内科学会地方会は比較的近場で開催されていることが多く、現地参加しやすいのが良いですね。

ちなみに「地方会」といっても、その地方に住んでいなくても参加可能です。
東京に住んでいても、九州の地方会に参加してOKなんです^^

内科学会地方会、使わない手はないですね。

内科学会のスケジュールはこちら

コスパよく参加できる学会② 内科学会の生涯教育講演会

2つめは、内科学会の生涯教育講演会です。

★内科学会地方会のメリット
参加費が格安
Web参加可能
・時間が短く、しかも内容が濃い

参加費が格安

内科学会地方会と同じで、参加費は1000円です。

大学病院などで給料が安い専攻医にとっては、ありがたい限りですね・・・!!

Web参加可能

これも内科学会地方会と同じで、Webからの参加が可能です。

時間が短いが、内容が濃い

通常、「生涯教育講演会」は1日で開催される、講義形式です。

一つの講義は1時間程度と短く、サクッと聞けるのが良いですね。

僕も実際に受けてみましたが、最新のトピックについて著名な先生が一般の内科医に向けてお話されるので、内容が濃く、面白いものが多い印象です。

もしも時間があれば、のんびり聞いてみるのがオススメです^^

内科学会のスケジュールはこちら

まとめ

専攻医の皆さんは、J-OSLERや日常診療でとっても忙しいと思います。

病歴要約も症例登録も済んだのに、学会参加を忘れてた・・・・と慌てないで済むよう、

計画的に参加し、登録していきましょう^^

■おすすめの品

専攻医は毎日忙しいですよね。

日々の疲れを癒やすのに、睡眠時のホットアイマスクはおすすめです。

このホットアイマスクは、妻が毎日使っているおすすめの品です^^

評価4500件で★4.5という驚異的な口コミの良さです。

●こちらにJ-OSLERの基本〜内科専門医試験の攻略に至るまで、内科専門医取得に関わることを全て書き残しています。

●Twitterのみなさんと力をあわせて作った、内科専門医試験の復元はこちら

●専門医試験の合格体験記はこちら

参考になれば幸いです^^

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この記事を書いた人

アラサーの男性医師。内科専門医/透析専門医/腎臓専門医。
腎臓内科医として市中病院で勤務しつつ、フルタイム妻と一緒に実家遠方子育て中。(育児休業後)
忙し過ぎる若手医師向けに、医師のキャリア・専門医試験/レポート対策・仕事のコツ・医学の勉強などお役立ち情報を発信しています。
医師として頑張りたい、けれど家庭やプライベートも同じくらい大切にしたい!
そんな人の力になれたら嬉しいです。
趣味は音楽、読書、公園巡り。

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